ゴルフの始め方完全ガイド|初ラウンド175の私が5年続けてわかったこと

練習・上達グッズ

初ラウンドのスコアは175だった。

18ホール中、何度素振りをしたかわからない。ボールがまともに前に飛ばず、OBも何度か出た。一緒に回った先輩たちに迷惑をかけた自覚があった。正直、楽しいとは感じなかった。

それから5年。今ではゴルフが一番好きな趣味になっている。アベレージ100、ベストスコア91。月1ラウンドを続けながら、少しずつスコアを伸ばしてきた。

「道具が揃ってから」「上手くなってから」と先送りにする必要はない。この記事では、ゴルフを始めようか迷っている人に向けて、始め方の全体像を自分の体験をもとに書いていく。

①クラブは借りれば始められる。買い揃えるのは後からでもでいい

会社の先輩に誘われてゴルフを始めた

ゴルフを始めたきっかけは、会社の年配の先輩からの誘いだった。「一緒に練習場行こう」という声かけが最初のきっかけ。その時点でクラブもボールも何も持っていなかったが、すべて先輩に用意してもらった。新品か中古かも当時はよくわからなかった。

「道具がないから始められない」という人もいるが、クラブは借りれば十分始められる。ただしグローブだけは自分で用意しておこう。1,000~2,000円程度で買えるので最初の出費としては最小限だ。ゴルフを始めるのに、そこまで大げさな準備はいらない。

5年間、貰い物のクラブでスコアを伸ばし続けた

実はその後も、もらったクラブをずっと使い続けた。昨年まで3年間、一度もクラブを買い替えなかった。それでもスコアは着実に伸びていった。

「良いクラブがないとスコアが出ない」は本当ではない。初心者のうちはクラブより技術の差のほうが圧倒的に大きい。道具に頼れる段階に達するまで、自分のクラブでなくても十分に上達できる。

昨年、ドライバーだけ買い替えるつもりだったのに、気づいたらフルセット揃えていた(笑)。クラブにこだわり始めたのは5年目になってから。ドライバー選びで迷ったときはこちらの記事も参考にしてほしい。道具はある程度やってから揃えるのが正解だと感じている。

②最低限これだけ準備すればOK(費用の目安も)

最初に自分で用意したのはウェアだけ

自分で最初に買ったのはユニクロのウェアだけだった。動きやすければ何でもいい。ゴルフ専用の高価なウェアは後から考えれば十分。最低限必要なものを整理するとこうなる。

・ウェア(機能性があれば専用品でなくてもOK)
・グローブ(1,000~2,000円程度)
・シューズ(スパイクレスがおすすめ)

クラブは入門セットから始めるのが一番コスパがいい。安いものだと2万円前後から揃えられる入門セットもある。中古品をメルカリで探す方法もあるので、最初から高いセットを買う必要はまったくない。

年間費用は事前に把握しておくと心構えが変わる

始める前に年間でどのくらいかかるか知っておくと、長く続けるための計画が立てやすくなる。ラウンド代・練習場代・道具代・消耗品まで実際の数字をまとめた記事があるので、参考にしてほしい。→ゴルフの年間費用をぶっちゃけ公開

費用を抑えるなら「平日ラウンドの活用」と「道具の段階的な買い替え」が特に効果的。一度にすべてを揃えようとしないことがコスト管理のコツになる。

③練習場では「コース感覚」を意識する

練習場とコースは「別競技」くらい感覚が違う

誘われてから約1ヶ月後には初ラウンドを迎えた。練習場に行けたのは数回だけだった。それもあってか、コースに出た瞬間に「練習場と全然違う」と感じた。

まず芝の上に置かれたボールの感覚が違う。練習場のマットはクラブが滑るが、本物の芝や土は違う。クラブが手前から入ると地面に刺さる。練習場では出なかったザックリがコースで頻発するのはこれが原因だ。

さらに景色が違う。目の前に広がるフェアウェイ、左右にはOBやハザード。練習場にはなかった緊張感がある。同じスイングをしているつもりでも、まったく違う球が出ることがある。

打ちっぱなしで意識したい2つのこと

練習場に行くなら意識してほしいことが2つある。

1つ目は「日によって打席を変える」こと。同じ打席で同じ向きにしか打たないと、コースで景色が変わったとき対応できなくなる。右端・左端と場所を変えて打つだけでコース感覚が磨かれる。

2つ目は「アプローチも練習する」こと。アプローチはスコアに直結する。ドライバーばかり打たず、ウェッジを使った短い練習を必ず取り入れてほしい。

自宅でも練習できる器具を活用すると上達が早くなる。練習器具についてはこちらの記事、自宅用ゴルフネットについてはこちらの記事にまとめているので合わせて参考にしてほしい。

④初ラウンドで知っておくべきこと

先頭組のティーショットという洗礼

私の初ラウンドは4組(16人)スタートの先頭組だった。後ろに全員が並んでいる中でティーショットを打つことになった。

緊張で頭が真っ白になった。打ったボールはスライスしてOBギリギリのところへ飛んでいった。練習場で打っていた球とはまったく別物の弾道だった。その日のスコアは175。平均10打近くかかっている計算になる。恥ずかしいかどうかより、とにかく終わったことに安堵した。

打順とマナーの基本だけは先に知っておく

「スコアが悪い人が先に打つ」という打順のマナーを事前に知らなかった。自分が最後に打つことが多く、流れがよく理解できなかった。マナーはラウンドしながら教えてもらったが、最低限は事前に調べておくべきだった。

ゴルフのマナーは初心者には知らないことだらけ。同伴者に迷惑をかけないためにも、基本的なマナーは把握しておくといい。→ゴルフマナー完全ガイド

スコアよりも「流れを止めない」「前の組に追いつかない」という意識だけ持っておくとラウンドがスムーズになる。コースでの立ち回り方についてはコースマネジメントの記事も参考になるはず。

⑤最初は楽しくなくて当然。続けると変わる

最初の数ラウンドは楽しむ余裕がなかった

最初の数ラウンドは「とにかく迷惑をかけないようにしなければ」という気持ちだけだった。毎ラウンド精神的に疲れて帰っていた。楽しいかどうかを考える余裕がまったくなかった。

スコアの推移はこうなった。

初ラウンド:175
2ラウンド目:140台
その後:120台 → 110台 → 100台 → 90台

少しずつではあるが、確実に伸びていった。

スコアが伸びるにつれてゴルフが楽しくなった

スコアが100台に入ったあたりから、ゴルフが楽しいと感じるようになった。「迷惑をかけないように」から「ゴルフそのものを楽しもう」という気持ちに変わってきた。

昨年から月1ラウンドになった。始めた当初はゴルフへの興味が薄かった私が、今は完全にゴルフにはまっている。他のスポーツと同じで、気楽に始めていい。上手くなれば必ず楽しくなる。最初から楽しくないのは当たり前のことだと、今ならはっきり言える。

まとめ

初ラウンドスコア175、最初は楽しいとも感じなかった私でも、5年続けることでゴルフが一番好きな趣味になった。

クラブは借りれば始められる。上手くなってから始めなくていい。道具も腕前も、後からいくらでも追いつく。誘われたその日が始め時だ。

「いつか始めよう」と思っているなら、一日でも早くゴルフをしよう。

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