「プロや上級者のセッティングはわかった。でも、自分と同じくらいのレベルの人が何を使っているのか知りたい」——そう感じたことはないだろうか。ゴルフ雑誌を開けばトッププロのセッティングが並んでいるが、正直それよりも「アベレージ100前後、月1ラウンド、練習もそこそこ」という自分に近い環境のプレーヤーが何を選んで、どう感じているかの方がよほど参考になる。
私はゴルフ歴5年、アベレージ100の月1ゴルファーだ。スコアよりも「好きなクラブで気持ちよく回りたい」タイプで、クラブ選びには自分なりのこだわりがある。この記事では、今私が実際に使っているクラブセッティング13本をすべて公開する。選んだ理由、失敗談、正直な使用感まで隠さず書く。クラブ選びで迷っているアベレージゴルファーにぜひ参考にしてほしい。
① 私のクラブセッティング一覧
現在バッグに入っている13本をまとめた。
| クラブ | メーカー・モデル | シャフト |
|---|---|---|
| 1W | テーラーメイド Qi10 LS | Tour AD VF 5X |
| 5W | テーラーメイド Qi10 tour | Tour AD VF 6S |
| 4UT | テーラーメイド Qi10 | NS820GH(純正スチール) |
| 5I〜PW(6本) | ブリヂストン 258CBP | モーダス105デュアルフロー |
| 48° | ロマロ Ray XV | モーダス120S |
| 52° | 三浦技研 WMF-06 | モーダス120X |
| 59° | 三浦技研 WMF-06 | モーダス120X |
| パター | スコッティキャメロン スクエアバック2 | — |
② 各クラブの選び方とこだわり
ドライバー|テーラーメイド Qi10 LS × Tour AD VF 5X
選んだ理由を一言で言えば「構えた顔が一番気に入ったから」だ。試打はしていない。ゴルフショップで何本か構えてみて、アドレスした時の顔が一番しっくりきたのがQi10 LSだった。
買ってから練習場で打ったら、擦りスライスしか出なかった。その時は「PING G430にしておけばよかった」と正直後悔した(笑)。試打なしで購入したツケがここで出た。打感は最高だったので、その後練習を重ねて今は思い通りの球が打てるようになっている。
ヘッドが大きくアップライトな顔が苦手なのでLSを選んだ。Qi10 LSはライ角が他メーカーと比べてかなりフラットに設計されている。シャフトはいろいろ試した末にTour AD VFが一番気持ちよく振れたので、現在も使用中。今はQi4Dという最新モデルが出ているが、変えるつもりはない。
フェアウェイウッド・UT|テーラーメイド Qi10 tour / Qi10
5WとUTはどちらもQi10シリーズで統一している。選んだ理由は正直「ドライバーがQi10だったから」に尽きる。流れで揃えた感じで、特別な深いこだわりがあったわけではない。
ただ、セットで揃えることには実用的なメリットもある。バッグの中の見た目がすっきりして気持ちがいいし、同シリーズはヘッドの設計思想が統一されているため違和感なく使える。UTのシャフトはNS820GH純正スチールをそのまま使用中で、今のところ特に不満はない。
アイアン|ブリヂストン 258CBP × モーダス105デュアルフロー
アイアンを変えようと思っていたタイミングに、ちょうど258CBPが発売されたのが購入のきっかけだ。見た目がかっこよく、「難しすぎない」という評判を聞いて即決した。
実際に使ってみて、100前後のゴルファーにも十分おすすめできるアイアンだと感じている。純正シャフトのモーダス105デュアルフローは258CBP専用設計で、ロングアイアンでも楽に球が上がる印象だ。シャフトを替えることも検討したが、純正で十分優秀なのでそのまま使い続けている。難しすぎず、見た目のかっこよさも両立しているのが気に入っているポイントだ。
ウェッジ|ロマロ Ray XV(48°)/ 三浦技研 WMF-06(52°・59°)
ウェッジは3本体制で48°・52°・59°の構成だ。PW(44°前後)からの距離ギャップを埋める意識で組んでいる。アプローチの距離を細かくコントロールしたい場面が多いので、この3本体制は今のところしっくりきている。
48°はロマロのRay XV。ピッチングの延長として使うことが多い。52°と59°は三浦技研のWMF-06で揃えている。シャフトはモーダス120Xで2本統一だ。今はこのウェッジを気に入って使っているが、正直かなり溝が減っているのでそのうち変えるかもしれない。ウェッジはフィーリングが合うものを使い続けることが一番だと思っている。
パター|スコッティキャメロン スクエアバック2
スコッティキャメロンのスクエアバック2を使用中だ。「気に入って使っている」という説明がほぼすべてで、アドレスした時の安心感と打感が気に入っている。パターはスコアに直結するクラブなので、これといった不満がなければ変える必要はないと思っている。今後も変えるつもりはない。
③ クラブ選びで感じた3つの本音
試打は絶対にしたほうがいい
ドライバー購入時に試打をしなかった結果、最初は擦りスライスしか出なかった。今は問題なく打てているが、「この球筋は自分に合っているのか、それとも合っていないのか」という疑問が最初の数ヶ月ずっとつきまとった。試打をしていれば、少なくとも「ある程度の方向性は確認した上で買った」という納得感があった。
特に高額なドライバーは、必ず試打してから購入することを強くすすめる。ゴルフショップの試打コーナーや、コースの試打会を積極的に活用してほしい。私の失敗がその証明だ。
構えた時の「顔」は意外と大事
スペックや口コミより、アドレスした時に「これで打ちたい」と思えるかどうかが実際のラウンドに影響する。私がQi10 LSを選んだのも、最終的には構えた時の顔が一番気に入ったからだ。どれだけ評判が良くても、構えた顔が気に入らないクラブは長く使い続けられない。
試打で飛距離や球筋を確認しながら、同時に「構えた時の気持ちよさ」も判断基準に加えてほしい。数値では測れないこの感覚は、長くそのクラブを使い続けられるかどうかに直結する。
難しすぎるクラブを使う必要はない
アベレージゴルファーがマッスルバックのアイアンを使っても、それで100が切れるようになるわけではない。258CBPのような「難しすぎない・見た目もいい」アイアンを選んだことで、ラウンドが楽しくなった。ミスが出ても「クラブが難しいせい」という言い訳が消えたのも、意外と大きかった。
100切りを目指しているなら、自分のレベルに合ったクラブを選ぶのが近道だ。見た目がかっこよくて、難しすぎないクラブを選ぶのは、決して妥協ではない。
まとめ
今の13本に大きな不満はない。ドライバーの試打なし購入という失敗はあったが、今は自分のバッグの中身が好きだ。「好きなクラブで気持ちよく回る」という私のスタイルには合っている。ただ、どれだけクラブにこだわっても、コースでの判断や練習量がスコアの大半を決めるのは間違いない。クラブ選びに時間をかけるなら、100切りのコースマネジメントにも同じくらい時間をかけてほしい。道具は揃えた。あとは使いこなすだけだ。


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